「右ひじ左ひじ交互に見て」のリズムネタで一世を風靡したお笑いコンビ・2700。独特の世界観と中毒性のあるパフォーマンスでキングオブコント準優勝まで上り詰めた彼らですが、ボケを担当していたツネ(本名:常道啓史)のコンビ脱退と吉本興業退所は、お笑い界に大きな衝撃を与えました。
相方・八十島との間に何があったのか、なぜ「解散」ではなく「脱退」という異例の形を選んだのか。そして、妻と3人の子供を抱えながら海を渡ったツネの挑戦は今どうなっているのか。2026年現在の最新動向を交えながら、メディアが報じきれなかった決断の舞台裏を徹底検証します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:ツネの脱退理由は長年の夢だった「アメリカ挑戦」であり、芸人としてのキャリアを世界規模で勝負するための前向きな決断だった。
- 要点2:相方・八十島との間に過去の衝突はあったものの決定打は「不仲」ではなく、2700という屋号を残したい八十島の意志を尊重した結果が「解散ではなく脱退」となった。
- 要点3:カジサックチャンネルでの活動や家族の手厚いサポートを糧に、2026年現在も米ロサンゼルスを拠点にグローバルなコメディアンへの道を泥臭く切り拓いている。
【衝撃の発表】なぜ「解散」ではなく「脱退」だったのか?公式発表とネットの反応
2700からツネが離れることが公になった際、ファンや関係者の間で真っ先に注目されたのが「コンビ解散」ではなく「ツネの脱退」という極めて珍しい形式でした。通常、2人組のお笑いコンビが袂を分かつ場合、コンビそのものを解消する「解散」を選択するのが一般的です。
この異例の発表に対し、ネット上では「解散と脱退の違いは何なのか」「2700というグループ名は残るのか」といった疑問や戸惑いの声が相次ぎました。公式発表で明かされたのは、ツネが抜けた後も相方の八十島が「2700」の看板を守り続け、ピン芸人あるいは新メンバー加入も含めた新たな体制で活動を継続するという事実でした。
八十島にとって2700は、自身がネタの骨格を作り上げ、心血を注いできたアイデンティティそのものです。一方のツネも、コンビ名に泥を塗る形ではなく、自分が単身身を引くことで相方の居場所を残す選択を受け入れました。公式発表の文面にも互いへの感謝と敬意が滲み出ており、ネット上の憶測とは裏腹に、極めて話し合いを重ねた末の決着だったことが伺えます。
【決定的な脱退理由】2700ツネが吉本興業退所と脱退を決断した本当の動機
ツネが長年在籍した吉本興業を退所し、安定した環境を捨ててまで脱退を決断した最大の引き金は、「アメリカでのエンターテインメント挑戦」でした。言葉の壁を越えて身体表現やリズムで人を笑わせるパフォーマーとして、世界最高峰のステージに立ちたいという熱烈な思いが長年胸の内でくすぶり続けていたのです。
2700の代名詞である「右ひじ左ひじ交互に見て」は、言語に頼らないフィジカルなグルーヴ感が最大の魅力でした。海外のオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)』で日本人パフォーマーが相次いで喝采を浴びる姿を目の当たりにし、ツネの中で「自分の身体表現は世界でどこまで通用するのか」という挑戦意欲が限界まで膨らんでいきました。
しかし、吉本興業所属の漫才師・コント師として日本国内の劇場やテレビに出演し続ける生活のままでは、本気で海を渡る準備はできません。40代を目前に控え、「今動かなければ一生後悔する」という危機感が、事務所退所とコンビ脱退という背水の陣を敷く決定打となりました。
相方・八十島との「不仲説」の真相|繰り返された衝突と最後の話し合い
脱退劇が報じられると、瞬く間に「2700不仲説」がネットニュースやSNSを駆け巡りました。実際、彼らのキャリアを振り返ると、順風満帆とは程遠い紆余曲折の連続でした。ネタ作りを全面的に担う八十島と、パフォーマーとして卓越した身体能力を持つツネとの間には、芸に対する熱量やプロデュース方針を巡る激しい衝突が過去に幾度となく存在したのは事実です。
2018年にはコンビ名を「ザ ツネハッチャン」へ改名し、その後わずか1年足らずで再び「2700」に戻すなど、コンビとしての迷走期もありました。さらに八十島の体調不良による一時的な休業や、不祥事による謹慎処分など、数々の試練を共にしてきたからこそ、二人の間には単なる「仲良し」では片付けられない複雑なパートナーシップが形成されていました。
しかし、今回の脱退について取材関係者が口を揃えるのは、「憎み合って別れたわけでは決してない」という点です。コンビとして限界を感じていた部分があったとしても、八十島はツネの突飛とも言える情熱を頭ごなしに否定せず、最終的には「そこまで覚悟があるなら行ってこい」と送り出しました。長年連れ添った相棒だからこそ、互いの人生を縛り付けないための前向きな決別だったと言えます。
背中を押した「カジサック」の存在と固い絆|YouTubeチームでの激動期
ツネの人生の転機を語る上で欠かせないキーパーソンが、キングコングの梶原雄太、すなわち「カジサック」です。謹慎騒動などで芸能活動が極めて困難だった時期、ツネに救いの手を差し伸べたのがカジサックのYouTubeチャンネルでした。
ツネは「チームカジサック」のカメラマン兼パフォーマーとして参加し、誠実な人柄と持ち前の明るさで動画に欠かせない存在へと成長しました。カジサックの元で裏方としてのスキルやセルフプロデュース力を磨き、再び表舞台で戦う自信を取り戻していった経緯があります。
アメリカ挑戦の意思を打ち明けた際も、カジサックは誰よりも親身になって相談に乗り、背中を押しました。家族を養わなければならない現実的な資金繰りや生活の不安に対しても現実的なアドバイスを与え、挑戦を全面的に応援。カジサックという絶対的な理解者がいたからこそ、ツネは迷いを断ち切って未知の荒野へ飛び出す勇気を得ることができたのです。
家族(嫁・子供たち)の支えと覚悟|一家を背負って選んだ過酷な茨の道
ツネの挑戦が世間の共感を呼んだ背景には、妻(通称・ツネ嫁)と3人の子供たちの存在があります。双子の男の子と三男という育ち盛りの子供たちを抱えながら、一家の大黒柱が海外挑戦のために会社を辞めるという選択は、一般家庭から見れば無謀とも言えるリスクです。
しかし、ブログやSNSで赤裸々に日常を発信している妻・りおさんは、ツネの挑戦を決して感情論で止めませんでした。むしろ夫の情熱を尊重し、日本での留守を預かりながら家族の生活基盤を守る覚悟を決めたのです。
ツネ自身も家族を路頭に迷わせないため、キッチンカー事業の展開やSNS運用、個人YouTubeの配信など、渡米前から多角的なマネタイズを模索してきました。「家族に不自由な思いはさせない」という強い責任感があったからこそ、ただの夢追い人にとどまらない、現実的で骨太な挑戦へと昇華していきました。
【2026年現在】ツネ(常道啓史)のアメリカ挑戦はどうなった?最新の活動状況
脱退から月日が流れた2026年現在、ツネこと常道啓史は米カリフォルニア州ロサンゼルスを主な生活拠点としながら、日本とアメリカを往復するタフな生活を続けています。現地での生活は決して華やかな成功ばかりではなく、日々の語学レッスンやオープンマイク(飛び込みでネタを披露するステージ)への出演など、地道な下積みの連続です。
現在彼が磨きをかけているのは、かつて日本列島を沸かせたリズム芸をさらに昇華させた「言葉を介さないノンバーバル・コメディ」です。アメリカのコメディクラブで現地の観客を前に身体一つでステージに立ち、リアクションを肌で感じながらネタの改良を重ねています。
SNSや自身の公式発信では、オーディションに向けた日々のトレーニング風景や現地でのリアルな苦悩、そして家族との心温まるリモート交流が発信され続けています。「右ひじ左ひじ」のブームから10年以上が経過した今、常道啓史という一人の表現者は、安住の地を捨てたチャレンジャーとして世界水準の舞台を見据えています。
【ツネ 2700 脱退】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2700は完全に解散してしまったのですか?
A1:いいえ、解散していません。ツネが脱退したのみであり、相方の八十島が「2700」の看板を残して現在も活動を継続しています。
Q2:脱退の決定的な原因は八十島との大喧嘩だったのでしょうか?
A2:喧嘩別れではありません。過去に方向性の違いでぶつかった時期はありましたが、最終的な脱退理由はツネのアメリカ挑戦への強い熱意であり、双方が納得した上での前向きな合意です。
Q3:カジサックとの関係は今どうなっていますか?
A3:現在も非常に良好です。脱退や退所に際してもカジサックは力強い後ろ盾となり、アメリカ挑戦を全面的に応援し続ける盟友としての関係が続いています。
Q4:ツネさんの家族(奥さんやお子さん)もアメリカに移住したのですか?
A4:一斉に移住したわけではなく、子供たちの学業や生活環境、ビザの兼ね合いを考慮し、ツネが現地で足場を固めながら日本と行き来するスタイルを中心に家族で連携をとっています。
まとめ:2700脱退から現在へ、常道啓史が切り拓くコメディアンの未来
2700からの脱退というニュースは、一見するとお笑いブームを駆け抜けたコンビの終焉のように見えたかもしれません。しかしその実態は、常道啓史という一人の表現者が自らの可能性を信じ、世界という広大なフィールドへ打って出るための必然のスタートラインでした。
看板を守り続ける相方・八十島への敬意、窮地を救ってくれたカジサックへの恩義、そして何より背中を押し続けてくれる家族への愛。それらすべてを背負い、言葉の壁を越えた笑いを追求し続ける彼の挑戦は、今もなお現在進行形で続いています。 (出典: ツネ 2700 脱退(Yahoo!ニュース))